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Message (丹羽 仙和 より)
「石段、茶室、風の音、こぼれる季節の花びら茶、酒、肴・・・・・・、とても感動的な一刻でした」と、最近、茶室へお招きした友人から嬉しいお便りをいただきました。
「生まれて初めて茶室へ入ってみて、こんなにおちつけるなんて想像もしていませんでした。また、ぜひ声をかけてください」と、お招きした方から寄せられた感想です。
堅苦しいと、とかく敬遠されがちな日本古来のお茶の世界からどんなときにも、誰でも気軽に、しかも、深切実意をこめてお茶に親しみ、楽しめる創意工夫のある茶道を私は目指してまいりました。
そして、八年ほど前から、その手始めにお茶のお点前(てまえ)と、音楽を融合させて[茶楽」(ちゃらく)と名づけ公演活動を始めました。
茶道教室も、この数年間暮らしに生かせる茶道や、茶を通しての交歓を大切にするLessonにも励んでまいりました。
このほど、庭の一角に、父と母の名前から一字づつとったささやかな茶室「栗周庵」(りっしゅうあん)もできました。それを機会に、一人でも多くの方々に茶室をご利用いただき、さらに、趣ある茶の湯のエッセンスをお伝えしながら「一味和合」、「和み一杯」をモットーにおもてなしに精進をつづけます。どうぞ、お気軽にご参加くださいますようごあんない お待ち申しあげます。
和の会
大日本茶道学会教授の丹羽仙和先生は作法の伝統文化を踏まえながら、生活の中に、季節の行事に合わせ、現代のインテリアを生かして日常の中で気軽にお抹茶タイムを取り入れて楽しんでいける会を主宰しています。
◆一口メモ◆
七夕(しちせき)の文字は中国から伝わりました。これを「たなばた」と読むのは、わが国の行事によります。
たなばたは七日盆につくる盆棚や精霊棚に標識のはたをつけたものをさしたらしく、七夕竹もまた祖霊迎えの竹で、今日でもそうした使い方をしている地方が沢山あります。
五色の願いの糸は青・黄・赤・白・黒の五種の色、仏教では五正色と称して信・精進・念・定・慧の五仏にあたります。
七夕に女性が機織の裁縫が上手になることを願って、笹竹に飾る五種の糸。恋心をこめて飾る五色の糸のことです。
・一陽来復(いちようらいふく)
易から出てきたことばで、陰暦10月に陰がきわまって、陰暦11月になると陽が返ってくる意から。
・開炉(かいろ)
5月から10月までが風呂釜で11月から4月まで炉。(たたみに炉が切ってあり、それにすえた釜で茶をたてる)。炉のオープンのこと。
・新茶(口切り)
新茶は茶壷に詰められて夏を越し、熟成されて、この日初めて茶壷の口封が切られ、新茶がふるまわれます。このことから、11月の茶が「口切りの茶」と呼ばれるようになりました。
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